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ネズミ駆除

ネズミのふんを見つけたらどうする?危険性・掃除方法・再発防止策まで徹底解説

「えっ、これ…ねずみのふん?」
そんな光景を目にした瞬間、不安や不快感が押し寄せた方も多いのではないでしょうか。

ネズミのふんは、家にねずみが侵入しているサインであり、健康被害や衛生リスクを引き起こす要因にもなります。しかし、正しい掃除方法や対応策を知らずに自己流で処理してしまうと、かえって被害が広がる危険性も。

本記事では、「ふんの見分け方」「安全な掃除方法」「再発防止のポイント」「プロへの相談タイミング」まで、今すぐ役立つ情報をわかりやすくまとめました。

そのふん、本当にネズミ?見分けるためのポイント

まずはネズミのフンか、それ以外の生き物のフンなのか、見分けるポイントをご紹介します。

ネズミのふんの見た目とは

ネズミのふんは、黒くて細長い形状をしており、大きさは種類によって異なります

一般的に、

  • クマネズミのふんは6〜8mm程度
  • ドブネズミなら8〜12mmほど

の大きさがあり、少し太めなのが特徴です。

一見すると小さな米粒や黒豆のように見えるため、気づかずに放置してしまうこともあります。

ふんは乾燥すると軽くなり、パリパリと崩れやすくなります。

掃除機で吸ってしまうと粉末状になり、空気中に舞って健康に悪影響を与えるおそれがあるため注意が必要です

また、ふんには独特のにおいがあり、放置していると室内に不快な臭気が広がります。

ネズミのふんを発見したときには、まず「見た目・大きさ・量・場所」をチェックし、確実にネズミのものであると判断することが大切です

そうでなければ、誤った対策をとってしまい、逆に被害を拡大させることにもなりかねません。

ゴキブリやコウモリとの違い

ふんの種類を見分けるためには、他の害虫・害獣との違いを理解しておくことも重要です。

たとえば、ゴキブリのふんは粒状ではなく、ペースト状の黒い点や線のように見えるのが特徴です。

カサカサとした質感ではなく、濡れたような見た目で、壁際や家具の隙間に点々と残されています。

一方で、コウモリのふんはネズミのふんと非常によく似ており、大きさや色も似通っています

ただし、コウモリのふんは虫の外骨格(羽や脚の破片など)が含まれているため、つまんだときにポロポロと崩れやすいのが特徴です。

また、コウモリは基本的に天井裏や高所に住みつくため、天井のシミや窓枠周辺などにふんが集中している場合は、ネズミではなくコウモリの可能性があります。

ふんを見ただけでは判断が難しい場合は、専門家に写真を見せて確認してもらうのも一つの方法です。

ふんの場所で分かる活動範囲

ネズミのふんは、彼らの「通り道」や「エサ場」「巣の近く」に落ちていることが多く、ふんの位置はねずみの行動範囲を知るための重要な手がかりになります。

たとえば、壁際・家具の裏・キッチンの隅・天井裏などに集中している場合、そこがねずみの通り道になっている可能性が高いです。

また、ふんが集中的に落ちている場所は、ねずみが長時間滞在していた証拠とも言えます。

ふんの広がり方を観察することで、どの方向から出入りしているのか、どこに巣を作っているのかを推測することも可能です。

夜になると天井裏で音がする、キッチン周りでガサガサ音がするという場合は、ふんの落ちている位置とあわせてねずみの活動エリアを特定しましょう。その情報は、今後の駆除や侵入経路封鎖において非常に重要になります。

新しいふんと古いふんの見分け方

ねずみのふんを掃除する前に、「それが新しいのか古いのか」を見極めることも大切です。新しいふんは湿り気があり、黒くツヤがあるのが特徴です。反対に、古いふんは乾燥していて色がくすみ、カサカサとした手触りになります。

この違いを確認することで、「今もねずみが家の中にいるのか」「過去にいただけで今は出ていないのか」を判断する材料になります。新旧のふんが混ざっている場合は、ねずみが現在も継続して出入りしている可能性が高く、早急な対策が必要です。

また、ふんの周囲に新しい足跡やかじり跡がある場合も、現在進行形で活動しているサインとなります。ふんを見つけたら、まず見た目をよく観察し、ねずみの“今”の状態を見極めるようにしましょう。

ふんの数や形でわかるねずみの種類

実は、ふんの形や大きさから、ねずみの種類をある程度特定することも可能です。日本で家に現れるねずみは主に3種類で、それぞれのふんの特徴は以下の通りです。

種類ふんの大きさ・形特徴
クマネズミ6〜8mm、細長く先がとがる壁や天井を移動する、都会に多い
ドブネズミ8〜12mm、太く丸みがある下水や床下に多く、攻撃的
ハツカネズミ5mm前後、小さく先が細い小型で狭い場所にも入る、屋内によく出る

このように、ふんの大きさや形状を観察することで、どのねずみが侵入しているのかを推測し、より的確な対策を打つことができます。

ネズミのふんには危険がいっぱい!放置するリスクとは

ネズミのフンを見つけて放置しているとどうなるのでしょうか?

ふんに潜むウイルス・菌とは?

ネズミのふんには、人に感染する危険な病原菌やウイルスが含まれていることが多く、放置することは非常に危険です。ふんを媒介として知られる代表的な病原体には、次のようなものがあります。

  • サルモネラ菌:食中毒の原因となり、激しい腹痛や下痢、発熱などを引き起こします。
  • ハンタウイルス:吸い込むことで感染し、重篤な肺症状や腎不全を起こすことがあります。
  • レプトスピラ菌:ふん尿から感染し、高熱や筋肉痛、黄疸、腎障害を引き起こすリスクがあります。
  • E型肝炎ウイルス:ねずみの排泄物から感染する可能性があり、特に妊婦や高齢者にとって危険。

こうした病原体は、ふんに直接触れなくても、空気中に舞い上がったふんの粒子を吸い込むことで感染することもあります。

「気づかないうちに感染していた」というケースもあり、油断は禁物です。

子ども・高齢者・ペットへの影響

特に注意が必要なのが、免疫力が弱い子どもや高齢者、そしてペットへの影響です。

ズミのふんは床や家具の隙間など、子どもやペットが触れやすい位置にあることが多く、ふんに直接触れたり、なめてしまったりするリスクがあります。

小さな子どもは何でも口に入れてしまう習性があるため、ふんに触れた手でおやつを食べたり、おもちゃを舐めたりしてしまうことがあります。結果として、腹痛や嘔吐、発熱といった症状が現れることもあります。

また、犬や猫などのペットも、ふんに興味を持って嗅いだり口にしたりしてしまうことがあります。

ペットの体調不良の原因が「ネズミのふん由来の感染症だった」というケースも実際に報告されています。

家族の健康を守るためにも、ふんを見つけたら「すぐに、安全に処理する」ことが大切です。

空気感染・経口感染の可能性

ネズミのふんに含まれるウイルスや細菌は、直接触れるだけでなく、空気中に舞い上がった微粒子を吸い込むことで感染するリスクもあります。これを「空気感染」または「飛沫感染」と言い、非常にやっかいな問題です。

特に掃除機で吸い取ってしまった場合、ふんが粉末状になって掃除機内部から排出され、部屋中に拡散してしまう危険性があります。その空気を吸った家族全員に健康被害が及ぶおそれがあるため、掃除機を使わず、湿らせて拭き取る処理方法が推奨されています。

また、ふんに触れた手でそのまま食事をしたり、目や口をこすったりすることでの「経口感染」も非常に多いです。掃除の際にはマスク・手袋・うがい・手洗いを徹底することが、感染予防の基本となります。

電気設備・建物への影響も

ネズミのふんを放置しておくと、家の建物自体にも悪影響を与える可能性があります。たとえば、ふんや尿の成分が木材や断熱材に染み込み、カビの発生や腐食を引き起こすことがあります。また、においが染みつくことで、他のねずみをさらに呼び寄せてしまう「負の連鎖」も起きやすくなります。

さらに、ネズミがふんを残している場所は、その周囲の電気配線やコードがかじられている危険性もあります。ふんと一緒にかじられたコードが見つかった場合、火災の原因になるおそれがあるため要注意です。

ふんは「ただの汚れ」ではなく、ねずみが家の中に侵入し、生活している証拠でもあります。衛生面のリスクだけでなく、建物全体の安全性に関わる重大なサインと認識し、早急に対処すべきです。

「見なかったふり」が招く大惨事

ネズミのふんを見つけても、「まあ1個だけだし…」「気のせいかな?」と放置してしまう人も少なくありません。しかし、この「見なかったふり」こそが、後々の大惨事につながる落とし穴になります。

ネズミは非常に繁殖力が強く、1匹いれば短期間で10匹、20匹と増えてしまうことも珍しくありません。最初は小さなふんだったものが、1週間後には大量のふんになり、壁の中から物音がするようになり…と、被害が一気に広がるケースは実際に多発しています。

また、ふんを見つけたということは、「その場所がすでにねずみの通り道・生活圏になっている」ということです。つまり、放置する時間が長くなるほど、被害の規模も深刻化していくのです。

ネズミのふんを見つけたら、それは「今すぐ動くべきサイン」です。早期発見・早期対処が、家を守る唯一の方法だと覚えておきましょう。

正しい掃除方法と注意点を徹底解説!

ネズミのふんを見つけた時の掃除の方法や注意点を知っておくことは大切です。

掃除前の準備と防護アイテム

ネズミのふんを掃除する前に、まず大切なのはしっかりとした準備と自分の身を守る装備です。見た目は小さなふんでも、そこにはウイルスや細菌が付着しており、軽い気持ちで触ってしまうと感染の危険があります。

掃除を始める前に、以下のアイテムを必ず用意しましょう:

アイテム理由・目的
マスク(できればN95)飛散する菌やホコリを吸い込まないため
ゴム手袋直接ふんに触れないようにするため
ゴーグル(可能なら)目からの感染を防ぐため
使い捨てのエプロン服に菌やウイルスが付かないようにする
スプレーボトル消毒液をふんに吹きかけるため
消毒液(アルコール70%以上または次亜塩素酸)菌の殺菌のため

準備を怠ると、ふんの中の病原菌が体内に入り込む可能性があります。

「見つけたらすぐ拭く」ではなく、必ず準備してから掃除を始めるようにしましょう。

安全なふんの処理手順

ネズミのふんを処理する際には、以下のような手順で行うと安全かつ効果的です。

  1. ふんに消毒液をスプレー
    乾燥しているふんをそのまま触ると、菌が飛散する危険があるため、まず消毒液をまんべんなく吹きかけて湿らせます。
  2. ペーパータオルでそっと拭き取る
    湿らせた状態のふんを、ペーパーや使い捨てタオルで優しく取り除きます。強くこすると飛び散ってしまうことがあるため注意が必要です。
  3. 密封して廃棄する
    拭き取ったペーパーやふんは、2重のビニール袋に入れて密閉し、ゴミとして廃棄します。ふんが入った袋は絶対に再利用しないようにしましょう。
  4. 拭き取った場所を再度消毒
    ふんがあった場所にはもう一度消毒液を吹きかけ、殺菌・除菌を徹底します。
  5. 使用した手袋・マスクも捨てる
    掃除に使った防護具も感染源になる可能性があるため、使い捨てのものはすぐに処分し、布製品は高温洗浄しましょう。

この流れを守ることで、感染リスクを大きく減らすことができます。焦らず、丁寧に、落ち着いて行動しましょう。

掃除機NG!やってはいけない行動

「とりあえず掃除機で吸ってしまおう」と思ってしまいがちですが、これは絶対にNGな行動です。乾燥したふんは、掃除機で吸い込むと中で粉々に砕かれ、排気と一緒に菌が空中にばらまかれてしまう危険性が高いのです。

また、ホウキで掃いたり、空拭きすることも同様に粉塵を舞い上げる原因になります。さらに悪い例として、「ティッシュでさっと拭いてそのまま捨てる」もNG。消毒をしない状態で触れることは、直接感染につながります。

やってはいけない掃除例

  • 掃除機で吸う
  • ホウキで掃き集める
  • 乾いた布やティッシュで拭き取る
  • 手袋なしで直接触る
  • 水拭きだけで済ませる

「ふん=病原体のかたまり」と意識し、慎重に扱うことが重要です。

消毒と除菌の正しいやり方

ふんの除去後には、必ず消毒と除菌を行いましょう。消毒には、以下のいずれかの方法が効果的です。

■ アルコール(エタノール 70%以上)

市販のスプレータイプの消毒用アルコールでOKです。吹きかけた後、しっかり拭き取り、必要に応じて二度拭きすると安心です。

■ 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)

家庭用漂白剤(キッチンハイターなど)を水で希釈して使用します。
おすすめの希釈割合は【水500mlに対し、ハイターキャップ1杯(約10ml)】です。
ただし、金属や衣類には使用しないように注意してください。

どちらを使用する場合も、換気を十分に行い、ゴム手袋を着用することが大切です。においが強いときは、マスクを二重にするなどの工夫もおすすめです。

掃除後の後始末と消臭対策

ふんの掃除と消毒が終わった後は、後始末や消臭も重要なポイントになります。ねずみは自分のふんや尿のにおいを頼りに同じルートを通るため、掃除後にしっかり消臭しなければ再び寄ってきてしまうことも。

おすすめの消臭対策

おすすめの消臭対策

  • 消臭スプレー(アルコール成分入り)を使用する
  • ハッカ油やミントなど、ねずみの嫌う香りを活用する
  • 炭や重曹を置いて、においの吸着を促す
  • 天井裏・床下など通気の悪い場所はサーキュレーターや除湿機で空気の流れを作る

ふんがあった場所は、「においを完全に消す」ことが再侵入を防ぐカギです。掃除で終わりではなく、においまで消すことを意識して行動しましょう。

ふんを見つけた後に必ずやるべき3つのこと

ネズミのふんを見つけた後は、次のことをやっておきましょう。

ねずみの侵入経路を特定する

ネズミのふんを見つけたら、まず最初にやるべきことは「どこから入ってきたのか」を突き止めることです。掃除だけしても、侵入経路がそのままでは再びネズミが入ってくる可能性が高く、いたちごっこになってしまいます。

ねずみはわずか1.5cmのすき間でも入り込める柔軟な体を持っており、以下のような場所がよく侵入経路になります

ポイント

  • キッチンや洗面所の配管周りのすき間
  • 壁のひび割れや換気口の隙間
  • エアコンのホース穴周辺
  • 屋根裏の通気口やベランダ下の穴
  • 勝手口やサッシのすき間

侵入経路のヒントとして、ふんが落ちている方向や、黒ずんだ壁(ラットサイン)を目印に探すと特定しやすくなります。

小麦粉やベビーパウダーを床にまいて、足跡から通り道を見つける方法もおすすめです。

侵入経路を発見したら、金属ネットや防鼠パテなどでしっかり塞ぐことが大切です。柔らかい素材では簡単にかじられて再侵入されてしまうので、かじれない素材を使うのがポイントです。

通り道・巣の可能性を調べる

ふんの発見場所が「通り道」なのか「巣の近く」なのかを判断することも、次の対策を立てるうえで非常に重要です。

以下のような特徴がある場合は、巣が近い可能性が高いです。

  • 同じ場所に大量のふんが固まっている
  • 食べかすや細かい紙くずなどが一緒に落ちている
  • 強いアンモニア臭が漂う
  • 周囲にかじられた痕跡(柱・コード・箱など)がある

巣になりやすい場所は、天井裏・押し入れ・床下・家具の裏・キッチンの隅など、暗くて暖かく、静かな環境です。

とくに断熱材やダンボールがある場所は、ねずみが巣作りの材料に使いやすいため注意が必要です。

逆に、細い線状にふんが点々と落ちている場合は、ねずみの通り道であることが多いです。こうした情報をもとに、罠や忌避剤の設置場所を決めると、効率的に駆除できます。

通り道を特定できたら、そこに粘着シートや捕獲器を設置したり、忌避剤を散布したりすることで、行動をコントロールすることができます。

再発防止のための封鎖・駆除対策

ふんを見つけたということは、家の中にねずみが侵入していた、もしくは今もいる可能性が高いというサインです。したがって、掃除をして終わりではなく、再発防止のための本格的な対策を取る必要があります。

まずは、すでに紹介した侵入経路の封鎖が第一です。ここを放置していると、またすぐに戻ってきます。金網、スチールウール、パテなど、ねずみにかじられにくい素材でしっかり塞ぎましょう。

次に、捕獲・忌避対策を組み合わせて実行することが効果的です。

  • 通り道に粘着シートを設置する
  • においで追い出す忌避スプレーやジェルを使う
  • 超音波撃退器を導入して不快な環境を作る
  • 食べ物やゴミの管理を徹底してエサを断つ

また、家の中にねずみがいるかどうかの監視を続けることも忘れてはいけません。しばらくの間はふんや音、かじり跡がないかを注意深く観察し、少しでも異常があればすぐに追加対策を取りましょう。

根本から解決するためには、複数の対策を組み合わせて継続的に行うことが鍵です。

状況が深刻な場合はプロへの相談を!

自力対処が難しいケースとは

ネズミのふんを見つけても、初期段階であれば家庭でも対応可能ですが、状況が進行していると自力対策では限界があることも事実です。以下のようなケースは、できるだけ早めに専門業者に相談することをおすすめします。

  • 何度掃除しても、数日以内にふんがまた見つかる
  • 壁の中や天井裏から頻繁に物音がする
  • 家中あちこちにふんが広がっている
  • 巣の場所がわからない、侵入経路が特定できない
  • 自分での対策に疲れてしまった

ねずみは警戒心が強く、数回罠を回避されると学習して罠に近寄らなくなることもあります。1匹駆除できても、奥に巣があれば次々に出てくるため、表面的な対処だけでは根本解決につながりません。

このような場合は、無理にがんばるよりも、専門知識と経験を持ったプロの手を借りた方が確実で早いです。

害獣駆除業者に頼むメリット

ねずみ駆除の専門業者に依頼する最大のメリットは、家の状況に応じて「根本解決」を目指す総合対策を行ってくれる点です。具体的には以下のような作業をプロが行います:

  • 被害状況の徹底調査(巣・ふん・通り道・侵入経路など)
  • 捕獲器や忌避剤の適切な設置と管理
  • 侵入経路の封鎖工事(パテや金網の施工など)
  • 天井裏や壁内のふん・死骸の回収と消毒作業
  • アフター点検や再発防止のアドバイス

さらに、プロが使用する薬剤や捕獲器は業務用の高性能なものが多く、自力対策よりも短期間で効果が出やすいというメリットもあります。万が一再発した際も、保証がついている業者なら無料で再点検や再施工をしてくれることもあり、安心です。

費用の目安と作業内容

業者に依頼する際に気になるのが費用ですが、被害の規模や建物の構造によって大きく変わります。以下はあくまで一般的な目安です。

項目相場(参考価格)内容
初回調査・見積もり無料〜5,000円程度被害箇所や侵入経路のチェック
駆除・捕獲作業20,000〜50,000円罠設置・忌避剤散布・駆除作業など
巣やふんの除去・清掃10,000〜30,000円天井裏・床下などの清掃と消毒
侵入経路の封鎖工事10,000〜50,000円金網施工・パテ埋めなど
定期点検・アフターケア月額5,000〜10,000円継続的な再発防止点検やアドバイスなど

最終的な金額は現地調査によって決まるので、まずは複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較するのがポイントです。

優良業者の選び方とチェックポイント

「どこに頼めばいいかわからない…」という方のために、失敗しない業者選びのポイントをまとめました:

  • ホームページや口コミで実績があるか
  • 料金体系が明確に提示されているか
  • 見積もりや調査が無料で対応してくれるか
  • 契約を急かさない丁寧な説明があるか
  • アフターケアや保証制度が用意されているか

また、「家の構造に詳しい」「駆除だけでなく封鎖もしてくれる」業者を選ぶと、より安心です。電話やメールで相談した際の対応も信頼性を判断する材料になります。

相談前に準備しておくことリスト

業者に相談する前に、以下の点を整理しておくと、スムーズに話が進みます。

  • ふんを見つけた場所とその写真(可能であれば)
  • 音や異臭など、被害の状況と気づいたタイミング
  • 自分で行った対策(罠・忌避剤など)
  • 被害がどれくらい続いているか
  • ペットや小さな子どもがいるかどうか

こうした情報があると、より適切な見積もり・対策プランを提案してもらえます。
「ちょっとしたふんだったから…」と我慢してしまわず、少しでも不安を感じたら早めにプロに相談するのが安心です。

まとめ


ネズミのふんを見つけたら、それは単なる“汚れ”ではなく、ねずみが家の中に侵入している明確なサインです。ふんにはウイルスや細菌が潜み、健康被害や建物の損傷リスクさえ引き起こすため、放置は絶対にNGです。

掃除をする際は、必ずマスクや手袋を着用し、消毒と除菌を徹底した上で、安全に処理しましょう。また、ふんの場所・量・形を観察することで、ねずみの種類や行動範囲、侵入経路の特定にもつながります。

さらに、ふんを処理した後は**「再侵入を防ぐための封鎖・駆除対策」が不可欠**。被害が続くようであれば、早めに専門業者へ相談することで、根本的な解決につながります。

小さなふんが、大きな被害の前兆かもしれません。見つけたその時こそ、最も重要な行動を取るタイミングです。

-ネズミ駆除