この記事では、ネズミが好きな食べ物と、ネズミの発生を防ぐための対策をご紹介します。
もしかしたら、ネズミがいるかも知れない!?
その原因は、家にネズミのエサがあるからかもしれません。
ネズミは非常に鼻が利く雑食性の動物で、人間が口にする食品はもちろん、チョコレートやペットフード、果ては石けんやろうそくまで食べてしまいます。
見落としがちな食べ残しやゴミのにおいも、彼らにとっては立派なごちそうです。
「片付けてるのに出てくる…」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
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ネズミは何を食べるの?基本的な食性を知ろう
ネズミは何を好んで食べるのでしょうか?
まずはネズミの好物や食性を探っていきましょう。
雑食性のネズミが好むものとは
ネズミは「雑食性」の動物で、基本的には人間の食べるものはほとんど何でも食べます。
野菜、果物、穀物、肉類、魚類、お菓子、油ものなど、目の前にある食べ物を片っ端からかじっていく性質があります。
とくにカロリーが高く、においの強い食べ物は大好物で、見つけると執着して食べ続ける傾向があります。
また、ネズミは非常に鼻が利くため、密閉されていない食品のにおいをかぎつけて寄ってきます。
包装されたお菓子やレトルト食品であっても、袋の隙間やにおいが漏れている部分があれば簡単に見つかってしまいます。
さらに、ネズミは「ため食い」をしません。
つまり、一度に多くの食べ物を運ぶのではなく、頻繁に行き来して少しずつ食べていく習性があるのです。
そのため、ねずみのふんや足跡が家の中のさまざまな場所に点在することになります。
ネズミの被害を防ぐには、彼らが「何を食べにくるのか?」を知ることが、第一歩となります。
家の中でよく狙われる食材
家庭の中で特に狙われやすい食材は、保存状態の悪いもの、常温で放置されたもの、そして香りが強い食品です。
たとえば以下のようなものは、ネズミにとって絶好の“ごちそう”となります。
- 食べ残しのご飯やパン
- インスタントラーメン、袋入りスナック
- ペットフード(特にドライタイプ)
- チョコレートやクッキー
- 揚げ物の残り
これらは、密閉容器に入れられていない場合、ネズミにすぐに発見されてしまいます。特に、キッチンやパントリー(食品庫)、ダイニングテーブルの上など、食材が一時的に放置されやすい場所には注意が必要です。
また、人間の食べかけやこぼれたカスも立派なターゲットになります。
食べ残しが出たらすぐに片付ける、食材は密閉して収納する、という基本的な対策が、被害を防ぐ第一歩となります。
野外でのエサと行動パターン
外に住むネズミたちも、人間の生活圏に依存して食べ物を得ています。
例えば、公園のゴミ箱、飲食店の裏口、コンビニのゴミ置き場、農作物の畑などが主な食料供給源です。
ドブネズミは特に排水溝や下水管を好む傾向があり、魚のアラや生ゴミのにおいに敏感に反応して寄ってきます。
一方、クマネズミは高い場所や屋根裏に住み、果物や穀類などを狙って行動します。つまり、ネズミは種類によっても食べ物の好みに違いがあります。
夜行性のネズミは、夜中にエサを探して活発に動き出します。暗くて静かな時間帯に、食べ物のある場所を目指して建物に侵入してくるのです。外に生ゴミを放置していたり、ベランダに食品関連のものを置きっぱなしにしていると、それが侵入のきっかけになってしまうこともあります。
季節によって変わる食べ物の好み
ネズミの食べ物の好みは、実は季節によって少しずつ変化します。
たとえば、冬場は脂肪分やカロリーの高い食べ物を求める傾向が強くなります。
寒い時期には体温を保つためにエネルギーの高いエサを優先的に探すからです。
夏場は比較的果物や野菜など、水分を含んだものを好む傾向があります。
特にスイカやメロン、トマトなどはにおいも強く、ねずみがかじった痕が見つかることもあります。
また、季節によって人間の生活スタイルも変わるため、それに合わせて残飯の内容やにおいの種類も変化し、それに反応する形でねずみの食性も微妙に変わるのです。
こうした傾向を把握しておくと、ねずみがいつ、どんなものを狙ってくるのかを予測しやすくなります。
特に秋から冬にかけては、エサと住処を求めて家の中に侵入しやすくなる季節なので注意が必要です。
ネズミの種類別の食べ物の傾向
ねずみにもいくつかの種類があり、それぞれに食べ物の好みにも違いがあります。代表的な3種類のねずみと、好む食べ物の特徴をまとめました。
| ネズミの種類 | 主な食べ物 | 特徴 |
|---|---|---|
| クマネズミ | 穀物、果物、ナッツ類 | 高い場所を好み、天井裏などに巣を作る |
| ドブネズミ | 生ゴミ、肉類、魚介類 | 地面や水回りを好み、排水溝や床下に多い |
| ハツカネズミ | クッキー、パン、種子類 | 小型で狭い場所にも出入りしやすい |
このように、種類ごとに住む場所や好物が異なるため、「どんな食べ物が狙われているか」で、家に住みついたねずみの種類をある程度推測することができます。
それにより、対策をより効果的に行えるようになります。
ネズミが好きな食べ物
ネズミが好んで食べるものをご紹介します。
ネズミの好物①:お米やパンなどの穀物類
ネズミが最も好む食べ物として代表的なのが、お米やパンなどの穀物類です。
特に白米や食パンは、糖質が高く消化もよいため、ねずみにとっては理想的なエネルギー源といえます。
米びつやパン袋の管理が甘いと、いつの間にか中身がかじられていた…という被害がよく報告されています。
穀物は人間の生活に欠かせない主食であるため、どの家庭にも常備されていることが多く、それがねずみを引き寄せる原因にもなっています。
さらに、ねずみは硬いものをかじることで歯を削る習性があるため、未開封の袋でも容赦なく破って中身を食べます。
対策としては、プラスチック容器や密閉できる保存容器に入れることが基本です。特に紙袋や布袋、ジッパー付きの袋はかじられてしまうので注意しましょう。
ネズミの好物②:油を使った食品
「ねずみといえばチーズ」というイメージが強いかもしれませんが、実はチーズよりも好きなのが、油を使った食べ物です。
揚げ物の残り、フライドポテト、スナック菓子、バターを使った料理などは、ねずみの嗅覚を強く刺激します。
これは、油分が高カロリーであるうえに香りが強いため、ねずみにとって「見つけやすくて効率よく栄養を摂れる」理想的なエサだからです。
特にキッチンに置きっぱなしにされた揚げ物の残りや、天かすなどの小さな油カスが落ちているだけでも、ねずみのターゲットになります。
さらに油汚れがついた調理器具やコンロの周辺も、ねずみにとっては「エサ場」と認識されます。
調理後の清掃を怠らず、油分の残り香を家の中に残さないことが重要な対策となります。
ネズミの好物③:ペットフード
意外と多いのが、ペットの餌がねずみに狙われるケースです。
特に犬や猫のドライフードは、穀物や肉類が豊富に含まれており、人間用の食品と同様に栄養価が高いため、ねずみにとって非常に魅力的なエサになります。
ペットフードは常に出しっぱなしになっていることが多く、しかも密閉されていないため、においが広がりやすいのが特徴です。
ねずみはこのにおいをかぎつけて、台所やリビングにまで侵入してきます。
また、ペットのエサ皿やストックしているフード袋に小さな穴が空いていたら、ねずみが来ている証拠かもしれません。
対策としては、ペットの食事時間以外はフードを片付ける、保管は密閉容器に入れることが基本です。
特に夜間に放置されていると、ねずみが食べ放題状態になってしまいます。
ネズミの好物④:お菓子や砂糖類など甘い物
甘いものも、ねずみの大好物です。
チョコレート、キャンディ、クッキー、ケーキなどに含まれる砂糖や脂肪分は、ネズミにとって栄養価の高いエサとなります。
とくに小袋に入ったお菓子や、棚の上に置かれているスナック類は、気づかないうちにかじられて中身が食べられていた…ということもあります。
また、砂糖そのものや、砂糖を含む調味料(シロップ、はちみつなど)も要注意。
ねずみは甘いにおいに非常に敏感で、瓶のフタがゆるんでいたり、こぼれたあとを掃除していなかったりすると、そこを目指して侵入してきます。
このような食品は、できるだけ密閉容器に入れ、常温保存は避けるようにするのが理想です。
棚の中でも容器が破れていないか定期的に確認し、清掃も忘れずに行いましょう。
ネズミの好物⑤:ナッツ類
ナッツ(くるみやピーナッツなど)は香ばしい香りと油分などがあり、ネズミの好物です。
ナッツ類が入ったシリアルなどは糖分も多いため、ネズミに狙われないように注意しましょう。
ネズミの好物⑥:果物
リンゴやバナナなどは甘味が強く、香りも豊かなため、ネズミが好んで食べます。
キッチンやリビングに出しっぱなしにしないように気をつけましょう。
ネズミの好物⑦:イモ類
サツマイモやジャガイモは常温保存できるため、冷蔵庫に入れない家庭が多いかも知れません。
保存法としては間違ってはいないのですが、ネズミの好物なので注意が必要です。
かじった跡があったり、ネズミのふんが落ちていたらネズミがいると考えられます。
早めの駆除を行いましょう。
ネズミの好物⑧:生ごみ
生ごみ、特に魚や肉の残りはニオイが強く、ネズミが寄ってきます。
ネズミだけでなくゴキブリなどの害虫対策のためにも、キッチンの生ごみはこまめに処分するようにしましょう。
ネズミの好物⑨:インスタント食品
カップ麺などのインスタント食品もネズミが狙っています。
汁を入れたままキッチンの流し台に放置しておくと、ネズミが食べる場合があります。
また、ハエやゴキブリなどの害虫も発生しやすくなるのでこまめに片付けることをおすすめします。
調理をしていないカップ麺や乾麺なども、ネズミが袋をかじって食べたという被害が出ています。
ネズミがいるとわかったら、食品管理に注意するだけでなく駆除を行いましょう。
ネズミの好物⑩:マヨネーズ・ケチャップなどの調味料
マヨネーズやケチャップは糖分や油分が多いので、ネズミの好物です。
食べ終わった皿を洗わずに放置していると、ネズミが寄ってくる可能性があります。
食器は早めに洗って片付けましょう。
ネズミが食べる食品以外の物
ネズミは食べ物以外にもかじったり、食べたりします。
ネズミは「げっ歯類(げっしるい)」と呼ばれる仲間で、歯が一生伸び続けます。
そのため、硬いものをかじって歯を削る習性があるのです。
食欲ではなく「歯を削ること」が目的で、さまざまなものをかじってボロボロにします。
家の中にある意外なものも被害に遭うので注意が必要です。
食品以外でネズミがかじる物①:ろうそく
和ろうそくは原材料に植物性油脂を使っていて、ネズミがよくかじります。
昔からろうそく屋にはネズミがいると言われ、その対策のために猫を飼っていたそうです。
家に和ろうそくがある場合は、気をつけましょう。
アロマキャンドルも、天然のワックスやオイルが含まれていればエサと認識されやすくなります。
食品以外でネズミがかじる物②:石けん
石けんには牛脂などの成分が含まれていることがあり、このにおいがねずみを引き寄せる原因になります。
洗面台の下や引き出しの奥に保管していたつもりでも、かじられて使えなくなっていた…というケースは珍しくありません。
食品以外でネズミがかじる物③:電気コードや家具の脚など
電化製品のコードや家具の脚、衣類、さらにはビニール袋や発泡スチロールなども被害に遭うことがあります。
特にいい香りがするわけでもなく、食べられる物ではなくても、歯を削るためにかじってしまいます。
天井裏の断熱材がかじられてボロボロになっていたというケースはよくあります。
ネズミの足音が聞こえたら、すぐに専門業者に相談しましょう。
食品以外でネズミがかじる物④:ダンボールや新聞紙
ネズミは紙類も大好きです。
特にダンボールや新聞紙、雑誌、ティッシュなどは、巣作りの材料としても食料としても活用されてしまいます。
これらの紙製品はやわらかくてかじりやすく、しかも軽いので、運びやすいというメリットがあります。
巣の中を温かく保つためにちぎった紙くずを集めているねずみも多く、押入れや収納スペースの中にこうした紙製品が多いと、格好の巣作りスポットになってしまいます。
特に、食材を入れたダンボールをそのまま保管していたり、古新聞を重ねて床に置いていると、ねずみが静かにかじり取っていることもあります。
見た目ではほとんど気づかない小さな破れや穴が、ねずみの存在を示しているサインかもしれません。
ネズミの被害を防ぐための3つの対策
ネズミの被害を防ぐためには、ネズミが寄り付かない家ことが大切です。
3つの対策をご紹介します
対策①:食品の保管方法を見直す
ネズミ対策でまず見直すべきは、食品の保管方法です。
ネズミは非常に嗅覚が鋭く、密閉されていない食品のにおいを数メートル先から察知して近づいてきます。
たとえ未開封の袋でも、薄いビニールや紙製の包装ではかじられてしまい、中の食べ物を食べられてしまうことがあります。
おすすめの保管方法は、プラスチック製やガラス製の密閉容器に入れることです。
100円ショップやホームセンターでも購入できる保存容器を活用すれば、においも防ぎつつ、物理的にもかじられにくくなります。
また、お米やパスタなどの常温保存食品も、袋のまま放置せず必ず容器に移す習慣をつけましょう。
特に袋の口を輪ゴムで止めているだけの状態では、ネズミにとっては「どうぞ食べてください」と言っているようなものです。
台所や食品庫の中に食品を置くときは、棚の一番上や奥よりも、下段や手前のスペースをよくチェック。
知らないうちにねずみに狙われている可能性があるため、定期的な点検も欠かせません。
対策②:生ゴミ・ペットフードを出しっぱなしにしない
ネズミは夜行性で、夜間のゴミや食べ残しを目指して活動を始めます。
そのため、生ゴミの管理が甘いと、たちまちネズミにとっての餌場となってしまいます。
とくに要注意なのは、以下のような場面です。
- 三角コーナーに残ったままの食べ残し
- 台所のゴミ箱にふたがない
- 生ゴミを袋に入れずにそのまま捨てている
- ベランダや玄関先にゴミを一時保管している
これらはすべて、ネズミを引き寄せる原因になります。
生ゴミを入れるゴミ箱にはふた付きのものにして、出しっぱなしにしないことが大切です。
また、ペットフードも油断は禁物です。
ペットが食べ残したフードが夜通し出しっぱなしになっていると、ネズミにとって格好の餌場になってしまいます。
食事の時間が終わったらすぐに皿を片付け、保管中のフードは必ず密閉容器に入れて保存しましょう。
対策③:台所や食器棚を清潔にする
台所や食器棚は、ネズミにとって食べ物が集まりやすい重要ポイントです。
だからこそ、清潔に保つことが「ネズミに寄らせないための第一歩」になります。
以下のような掃除ポイントを押さえましょう。
- 食器棚の奥やすき間にこぼれたカスをしっかり掃除する
- シンク下の収納に古い食品やレジ袋を放置しない
- ガスコンロや調理台の油汚れは毎日ふき取る
- 食洗機や水切りかごも定期的に洗浄する
- 引き出しや収納扉を開けたままにしない
特に、ガスコンロ周辺は油が飛びやすく、においも残りやすいため要注意。
食材や調味料を調理後にそのまま放置しておくと、ネズミが寄ってくる原因になります。
また、棚の中の食品は「手前に新しいもの、奥に古いもの」という整理方法を徹底することで、期限切れの食品を放置しにくくなります。
古い食品が残っていると、腐敗したにおいに誘われてねずみが寄ってくることもあるため、定期的に棚卸しをして掃除を習慣化しましょう。
ネズミが食べるものと被害を防ぐ対策のまとめ
ネズミが家に現れる最大の理由は「エサがあるから」です。
彼らは非常に鼻が利く雑食性の動物で、お米やパンはもちろん、チョコレートやペットフード、さらには石けんやろうそくまで食べることがあります。
食べ物をしまっているつもりでも、わずかな食べカスやゴミのにおいに引き寄せられてしまうため、正しい食品の保管・掃除・消臭の徹底が非常に重要です。
また、ネズミは伸びてくる歯を削る必要があるため、家具や電気コードもかじってしまいます。
大切な家や家財を守るためにも、早めの駆除を行いましょう。
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